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バルサルタン事件 概要 ノバルティス [ニュース]

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バルサルタン事件 概要 ノバルティス


バルサルタン事件とは?

これは、製薬会社ノバルティスファーマ高血圧治療薬

バルサルタン(商品名ディオバン)」をめぐり、

複数の大学が行った臨床研究のデータ解析に同社社員が関わっていた問題のようです。


京都府立医科大は解析データが患者のカルテと異なっており、
操作された可能性が高いとする調査結果を明らかにしました。

この問題でデータの不正操作が判明したのは初めてで、
この社員は他4大学の臨床研究でも解析に関与しています。

京都府立医大の松原弘明元教授は解析データを基に、
バルサルタンが脳卒中や狭心症の治療に効果があるとする内容の論文を発表しました。

しかし、社員が研究に関わったことは伏せられており、
大学側は元教授自身が操作に関与したかは不明としています。


府立医大は問題発覚後、調査委員会を立ち上げ、
論文に使用されたデータを精査した結果を報告書にまとめました。

報告書によると、バルサルタンと他の薬を比較した臨床研究で、
確認できた患者223人のカルテを調べたところ、34人の症例で不正が判明だったよう。

カルテに記載がないデータが解析データにあったり、
カルテ記載のデータが解析データになかったりしており、
解析データは、バルサルタンが他の薬より脳卒中や狭心症の治療に効果があるような
結果になっていたという。

データ解析をしたのは、ノバルティスファーマの社員。
既に同社を退職していました。


ちなみに、この薬の昨年度の売り上げは1083億円。
医師が処方する国内の医療用医薬品でトップだったようです。


日本の臨床試験を巡る最大のスキャンダルと言われてるこの問題は果たして?

以上、バルサルタン事件 概要 ノバルティスについての記事でした。


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